パスポートがない!!旅行先でパスポートをなくしたときの対処法


海外旅行に必要なパスポートは、大切に保管して携帯しなければなりません。しかし気を付けていても、慣れない旅行先や思いがけないトラブルが起きるなどして、なくしてしまう可能性はあります。そんなもしものときには、どうしたらいいのでしょうか。

海外でも同じ・貴重品をなくしたらまず警察へ届けよう

パスポートは、所持している本人の身分と、日本国籍を持っていることを証明する身分証明書です。海外でパスホートをなくしてしまうと、日本に帰国することができなくなります。もし紛失したり盗難にあったりしたら、まずは現地の警察署に行きましょう。そしてポリスレポートと呼ばれる、盗難や紛失の届出証明書を作ってもらうのです。
警察署では、なくした日時と名前や生年月日、携帯番号や日本の住所などを聞かれます。パスポートが後で見つかったときに、そのことを連絡し、送り返すためです。海外窓口や観光客向けのツーリスト・ポリスが用意されている国や警察署もありますが、基本的には届けは英語で行うことになります。万一のときのために、パスポートのコピーや紛失したことを伝える英会話を用意しておくといいでしょう。

パスポートを失効させるための手続きをしよう

警察署でポリスレポートを受け取ったら、今度は現地の日本人大使館や総領事館に行きます。なくしたパスポートを失効させ、新しいパスポートか、パスポートの代わりになるものを発行してもらうためです。
大使館や総領事館では、窓口に置かれている「紛失一般旅券等届出書」に記入します。そしてポリスレポートと自分の証明写真、運転免許証などの身分証明書とともに提出します。写真は現地で撮影するのは難しくありませんが、証明写真が余っているなら、念のためとして日本から持っていくのもいいでしょう。ここでもパスポートのコピーがあると、手続きは早く進みます。これでパスポートは失効し、偽造などで悪用されるのを防ぐことができるのです。

パスポートを再発行してもらうには

必要な書類をそろえられれば、現地でパスポートを再発行することができます。「一般旅券発給申請書」と証明写真、5年か10年かによって違いますが支払うお金など、手続きに必要になるものは日本の場合と同じになります。
必要書類のうち、戸籍謄本または戸籍抄本は、用意するのが大変なのでトラブルになりがちです。日本にいる家族や友人に連絡して役所で発行してもらい、郵送やFAXで送ってもらわなければなりません。友人の場合は、委託書も作らなければ役所が受け付けてくれないので、さらに手間がかかります。
書類がそろえられなかったり、帰りの予約便までに間に合わなかったりするなら、代わりに「帰国のための渡航書」を発行してもらうこともできます。

「帰国のための渡航書」はパスポート再発行にも必要

「帰国のための渡航書」とは名前の通り、帰国のときだけ有効な臨時パスポートのようなものです。書類をそろえて申請する本来のパスポートは、日本で再発行することになります。そして再発行のときには、その渡航書も提出します。
渡航書の発行では、戸籍謄本や抄本が用意できなければ運転免許証などで代用できます。そして渡航書発給申請書と証明写真、帰国のための航空チケットや日程表のコピーが必要になります。チケットなども一緒に添えるのは、日本へ帰国する為に渡航書がいるのだと、申請する理由を証明するためです。渡航書には有効期限があるので、帰国までに日数があるなら、申請するタイミングも考えなければなりません。
パスポートはなくさないのが一番ですが、万が一はどんなことにも起こり得ます。パスポートのコピーを用意しておくことや、貴重品はひとまとめに管理しないで分けて持っておくことなど、何か起きたときにリスクを減らせるように、あらかじめ備えておきましょう。

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